画像引用元:トルンプ株式会社公式サイト https://faservice.co.jp/metacam/
2012年に独トルンプ社が買収した株式会社エフエーサービスが手掛けるCAD/CAM「MetaCAM」。作成したい形状をテーブルから選ぶだけで、熟練者レベルの加工が可能なCAD/CAMツールの特徴を紹介します。
MetaCAMには、展開図の横にある寸法付き曲げ断面作成機能があります。加工指示書にも印刷することが可能となります。複雑な製品も簡単な操作と見やすい3Dビューで3次元の立体図と展開図に加えて曲げ断面は一目瞭然となり、印刷することで現場の加工機への寸法入力と寸法確認に使用でき、曲げミス防止に役立ちます。
MetaCAMは、異なる機種、材質、板厚で作成された部品をまとめてネスティングして、自動で仕分けてシート配置する機能があります。オプションとしてですが、わずか数秒で配置が決まる高速ネスティングもあります。配置結果はシートごとにプレビューで確認することができ、歩留まり(歩留まり率)も瞬時で計算されるようになっています。
画像引用元:トルンプ株式会社公式サイト https://faservice.co.jp/metacam/
3次元空間を自在にコントロールの機能は、バーリング、エンボス、ブリッジなど板金特有の加工を作成する成型表示、簡単に行い展開も可能な3方向Rの球状を作成します。重ね合わせ処理同一面上にある辺をコーナーごとに処理します。面を選択するとタイプがポップアップし、選沢することが出来ます。
MetaCAMは、ソフトウェア、コマンド操作も簡単でわかりやすくなっています。複数の加工機メーカーであってもこのソフト一本で運用が可能です。多彩なCAD形式をインポートできるのでシームレスな加工データ作成が可能にしています。緻密なシミュレーションによる干渉チェックで失敗しない操作性を備えています。
画像引用元:トルンプ株式会社公式サイト
https://faservice.co.jp/metacam/
フレーム設計に最適な3次元CADの活用としては、製造部門や取引先とのコミュニケーションが円滑化、生産性が2倍にアップ、顧客満足度の向上で継続的な受注に結びつく、CAD/CAM連携で製造工程の作業効率がアップ、といった効果があります。
参照元:大塚商会「CADJapan.com」https://www.cadjapan.com/case/autodesk_inventor/aiesu.html)
公式サイトに費用の掲載はありませんでした。
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