レーザーCAD/CAMの基礎知識

レーザーCAD/CAMに興味があっても、どう選んだらいいのか分からない方も多いでしょう。このページではレーザーCAD/CAMの選び方や助成金、コスト削減などについて紹介するので、ぜひチェックしてください。

レーザーCAD/CAMの選び方

2D-CAM・3D-CAM・汎用CAM・専用CAMなどCAMは豊富な種類から選ぶ必要があります。そのため、どのように選んだらいいのか分からないことも。まずはCAMの軸数で選び、平面を取り扱うのであれば2軸の2DCAM、立体物を取り扱うのであれば3軸以上の「3DCAM」が適しています。またデータ数やオプションなども選ぶポイントになります。どのような機能が必要なのか、作業環境や造作したい対象物なども踏まえて、様々なCAD/CAMを検討したうえで自社に合うレーザーCAD/CAMを選ぶようにしましょう。

切断加工現場でのコスト削減で
おすすめのレーザーCAD/CAM3選

レーザーCAD/CAMに助成金はあるの?

経済産業省によって「IT導入補助金2022」という制度があります。IT導入補助金とは中小企業や小規模事業者などを対象にしており、自社の課題や要望に適したITツールを導入する際に経費の一部を補助してくれる制度です。業務の効率化や売上アップサポートを行うことが事業目的として制度が設けられています。通常枠とデジタル化基盤導入類型に分けられており、それぞれで補助額や補助率が異なります。また補助対象や賃上げ目標なども異なるので、しっかりと「IT導入補助金2022」の公式サイトをチェックしましょう。

レーザーCAD/CAMの
助成金について詳しく見る

CAMソフトの選び方について

CAMソフトには様々な種類があり、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて自社に合ったものを選ぶことが大切です。まずは作業内容を確認し、その作業に合ったものをソフトにどういったものがあるのかを探しましょう。そのうえで、自社に適したCAMソフトを比較検討し導入。最適なソフトを選びぶことができれば、作業効率の最適化に繋がるでしょう。いくつかの軸をもとに選び方をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

CAMソフトの
選び方について詳しく見る

コスト削減で考えるレーザーCAD/CAM

企業が抱えている課題の中には材料コスト・人的コスト・管理コストが挙げられます。レーザーCAD/CAMを導入、または見直すことで必要なコスト削減にも繋がるでしょう。たとえば材料コストであれば、展開図によって発生している未使用の部品を最小限に抑えることで材料費のコストカットの効果が期待できます。また人的コストは加工現場での自動化・品質の均一化で人的負担を減らし、人件費削減につながるでしょう。管理コストもシステムの一元化や効率化アップによって、効率的な業務改善にもつながります。コスト削減を考えるのであれば、企業に合った適切なCAD/CAMを選ぶことが大切です。

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AI機能搭載のCAD/CAM

おすすめ
レーザーCAD/CAMソフト

レーザー加工を支えるCAD/CAMの導入・乗り換えを検討している人におすすめのレーザーCAD/CAMソフトを紹介します。レーザーCAD/CAMソフトは使用しているレーザー加工機と同一メーカーでなくても利用できることがほとんど。他社ハード、ソフトから乗り換えにも対応してくれる企業を選びましょう。

CAD/CAMソフトはハード機(レーザー加工機)と同メーカーである必要はありません。加工機とソフトが別であっても稼働できるため、すでに加工機を導入している方も、ソフトの見直しで十分にコスト削減を図ることができます。

シート材の
レーザー切断・加工なら
SheetPartner
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機能紹介
  • AIネスティングによる材料費と作業時間の大幅削減
    AIネスト機能により、従来の手動ネスティングに比べて作業時間を劇的に短縮(平均70%の人件費削減)し、材料歩留まりを最適化(平均7%の材料費削減)することで、コスト削減が可能。自動化された高精度のネスティングにより、費用が削減されるだけでなく作業効率の向上が期待できます。
  • 自動チェックによるミス防止
    部品登録時の穴径チェックやNCデータ作成時の干渉チェック機能、微小線チェック機能、加工指示忘れ機能などで入力ミスや加工ミスを削減、加工前に誤りを未然に防止します。

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パイプ材の
加工なら
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機能紹介
  • 平面レーザー、5軸レーザー加工のNCプログラム作成
    パイプのモデリングからNCプログラム作成までをサポートするCAD/CAMシステムです。回転テーブル付きの平面レーザーや5軸レーザー加工機を使用して、複雑なパイプ形状の加工にも対応可能
  • パイプ同士の接続精度を実現するact /cutの高精度カット機能
    平面レーザー、4軸レーザー、5軸レーザー、そしてロボット制御による加工まで、様々なパイプ加工に柔軟に対応可能。どんなパイプ形状や加工条件でも柔軟に対応でき、1つのシステムで様々な加工を管理します。

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3D設計を活用した
パーツ設計・加工なら
MetaCAM
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機能紹介
  • 板金用3Dモデリング機能で簡単・正確な設計が可能
    MetaCAMは、初心者でも簡単に操作でき、板厚や材質を意識せずに3Dモデルを作成できる機能を備え、曲げ加工や溶接のシミュレーションで加工ミスを防ぎます。これにより、作業効率が向上し、正確なモデリングで高品質なパーツ加工が可能。
  • ワンタッチで展開図を自動作成する加工プロセス
    MetaCAMは、3Dモデルから展開図をワンタッチで自動作成し、中間ファイルも自動的に板金モデルへ変換でき、複雑な加工プロセスも簡単に管理します。これにより、作業時間を短縮しつつ加工精度を高め、効率的なパーツ加工を実現

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【選定基準】2021年11月月調査時点でWEB上で確認できるレーザーCAD/CAM取扱業者の公式HPを調査いたしました。
材料コスト削減:公式HPで明記している材料費の削減率が最も高いソフト
人件費削減:アーク溶接まで対応しているなかで実績数が最も多いソフト
管理コスト削減:生産管理機能をオプションで備えているなかで対応メーカーが最も多いソフト